Ingredients
水と大豆。ふたつだけだから、妥協しない。
納豆づくりは、水しごとです。豆を浸すのも、蒸すのも、すべての土台は水。私たちは富士山麓の水を使い、大豆の持ち味を素直に引き出します。
看板の「富士納豆」には、一般より少し大きめの中粒大豆を厳選。豆が大きいぶん、噛むほどに大豆の味わいが広がります。ひきわりや桃太郎納豆も、同じまなざしで豆を選んでいます。
Process
浸す。蒸す。纏う。醸す。
毎日くり返す、変わらぬ手順。
壱
浸す
選び抜いた大豆を、前夜から富士山麓の水にゆっくりと浸します。豆が水を含み、目を覚ますのを待つ時間。すべてはここから始まります。
弐
蒸す
毎朝、圧力釜でふっくらと蒸し上げます。釜揚げまでの時間は、豆の状態や季節によって細かく調整。豆の顔を見ながら決めていきます。
参
纏う
蒸したての熱い豆に、霧のように納豆菌をまとわせます。湯気の立ちこめる中で行う、いちばん大切なひと手間です。
肆
醸す
あとは、菌の力と時間にゆだねて。一晩かけてじっくりと発酵させ、糸を引くその時を待ちます。急がないことも、技のうち。
だから、富士納豆は。
やや歯ごたえがありながら、ふっくらやわらか。
品質本位、数量限定。
大量には作れない、小さな納豆屋の仕事です。
Ito — The Threads
一晩の発酵が、豆に力強い糸をまとわせます。